いつも調剤薬局経営支援メルマガをお読み頂きありがとうございます。
船井総合研究所の栗原でございます。
我々が普段のコンサルティングや経営相談の場で経営戦略のお話をすると、
「現場が動いてくれない…」というお悩みをよくお聞きします。
詳細をヒアリングさせていただくと、
薬局長やエリアマネージャーなどの管理職の方が経営者のビジョンや会社の経営戦略に共感してくれず、そこでブロックがかかり、うまく施策を進められないケースが多いようです。
皆さんのところでもこのようなお悩みを感じたことがあるのではないでしょうか?
ではなぜこのような問題が発生してしまうのでしょうか。
管理者の能力不足の問題でしょうか?それとも現場スタッフのやる気の問題でしょうか?
これらの問題の根本的な原因は経営者側にあります。
より具体的に申し上げると、
”「管理者の選定方法」と「管理者の教育方法」が間違っている” ことが大きな原因なのです。
ここからは、管理者の選定と教育方法について、それぞれ具体的な手法をお伝えいたします。
コンサルティングの現場でよく見られるのが、
「薬剤師として優秀だから、管理職のポジションを与える」ことです。
薬剤師として優秀な人が管理者として必ずしも優秀とは限りません。
むしろ薬剤師として優秀だからこそ、できない人に厳しくあたってしまうケースもあるようです。
管理者選定をする際には、「管理者適性」のある方を見極めて登用することが重要になります。
そこで、我々がオススメするのは
「薬剤師として優秀な人」と「管理者として優秀な人」を区別してキャリアステップを作成することです。
薬剤師として優秀な方には、より専門性を磨くことで会社や地域に対して価値を発揮していただき、管理者としての適性がある方には数値や人の管理をしていただく、というような形で得意領域によって役割分担ができる仕組みをつくりましょう。
一般企業の場合、
管理者になるためには社内のマネジメント研修を受講し、
数字やスタッフの管理について学ぶのが一般的です。
しかし薬局業界の場合はこのような教育体制やプログラムが社内に整備されていないケースが散見されます。
教えてもらっていないからできない のは当たり前のことです。
「薬剤師としての優秀」と「管理者としての優秀」は違います。
店舗業務だけではなく、店舗の「経営」まで任せられる、
そんな管理者を育成するための仕組みづくりをすることが大切です。
ですが、社内でそのような教育体制を1からつくり上げるのは大変かと思います。
実際に、船井総研がコンサルティング先・研究会会員様を中心に実施させていただいている
調剤薬局業界に”特化”した研修プログラムについて、一部ご紹介をさせていただきます。
複数回に分け、異なるテーマで研修を実施します。
【当研修の4つのポイント】
全6回コースで提供している研修プログラムになりますが、テーマは、「調剤薬局業界の時流・売上構造を理解し、主体性をもって店舗運営ができる管理者の育成」です。
最終回では、「プレ経営方針発表会」を実施します。実際の店舗・エリアの経営方針を実際に考え、発表してもらい、フィードバックをすることで、より実践的な店舗運営・エリア運営に関する能力開発を実施しております。
「店舗の管理はある程度管理者に任せたい、でも任せられる人がいない」
そんなお悩みのお持ちの会社様はぜひ一度、管理者研修の実施をご検討ください!
また、本研修にご興味のある方は個別にお問い合わせくださいませ。
▼▼▼お問い合わせ先▼▼▼
本研修プログラムにご興味のある方は
<無料経営相談フォーム>よりお問い合わせくださいませ。
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S033.html?siteno=S033
※「担当:栗原」希望とご記入の上、お問い合わせ下さい。