【薬局在宅の新領域】「施設はもう取れない...」と諦めてはいませんか?

いつもお世話になっております。
船井総合研究所 調剤薬局チーム 町田でございます。

薬価改定、大手チェーンの身売り、人材不足…調剤薬局業界を取り巻く環境は、厳しさを増すばかりです。
従来の外来中心の経営モデルは、もはや限界を迎えています。

生き残るためには、在宅医療へのシフトが必須です。


◆ なぜ、今「在宅医療」なのか?



2025年には、団塊の世代が後期高齢者となり、国民の4人に1人が75歳以上となる超高齢化社会に突入します。
一方で、厚生労働省のデータによると、在宅医療の市場規模は2040年以降に最大化すると予測されています。

薬価差益の減少や外来の伸び悩みが今後見込まれる中で、在宅医療に注力することで、収益改善だけでなく、地域社会への貢献も実現できます。

そして、今がまさに、在宅医療に参入する絶好のチャンスなのです。


しかし...

「施設案件を取りに行きたいけど...どこも薬局が入っていて参入できない!」

そう感じたことはございませんか?

◆ 高齢者施設はもう遅い?新たな施設の市場とは??



従来の外来中心の経営モデルは、もはや限界を迎えています。

生き残るためには、在宅医療へのシフトが必須です。
しかし...

「施設案件を取りに行きたいけど...どこも薬局が入っていて参入できない!」

そう感じたことはございませんか?


「でも、在宅医療は患者数を増やすのが大変…」
「高齢者施設はすでに大手や地域密着型の薬局が参入していて、競争が激しい…」

確かに、高齢者施設の在宅医療市場は飽和状態になりつつあります。
しかし、まだ「ブルーオーシャン」と言える市場が残されています。
それは、「障がい者グループホーム」です。




◆ 障がい者グループホームという新たな市場



近年、障がい者グループホームは増加傾向にあり、その数は全国で約3万軒にものぼります。
多くの施設が、服薬管理や医療機関との連携に課題を抱えています。

薬局がこれらの課題を解決することで、新たな収益源を獲得できるだけでなく、地域社会への貢献も実現できるのです。

◆ 次回予告:



埼玉県飯能市で調剤薬局を経営する株式会社ヴェルペンファルマ様は、障がい者グループホームへの在宅医療サービス提供にいち早く取り組み、大きな成果を上げています。

来週配信 【薬局在宅の新領域】「施設はもう取れない...」と諦めてはいませんか?パート② では、2024年の報酬改定のポイントとあわせ、ヴェルペンファルマの成功事例について紹介します!

お楽しみに!

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この記事を書いたコンサルタント

町田 大地
町田 大地

プロフィール詳細

新卒で船井総合研究所に入社。学生時代から医療分野に興味を持ち、就職後も医療業界に貢献したいという思いから船井総研の医療部門にすすむ。首都圏から離れた地域に住む人々の状況を目の当たりにしたことで、在宅・訪問医療の必要性を感じ、船井総研の在宅医療・調剤薬局専門のチームに所属する。一人でも多くの方に医療を届けられるよう、日々在宅医療コンサルティングに励む。

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